石破総理大臣は、来週11日に召集される見通しの特別国会で行われる総理大臣指名選挙で再び総理大臣に選出されれば、先の衆議院選挙で落選し、議席を失った牧原法務大臣と小里農林水産大臣を交代させるなどして、第2次石破内閣を発足させることにしています。

これに向けて、石破総理大臣は、牧原氏の後任の法務大臣に自民党麻生派の鈴木馨祐氏を、小里氏の後任の農林水産大臣に自民党の江藤拓氏をそれぞれ起用する方向で検討しています。

鈴木氏は、衆議院比例代表南関東ブロック選出の当選6回で47歳。

外務副大臣や財務副大臣などを歴任し、政治資金規正法の改正では、党の作業チームの座長として法案の取りまとめなどにあたりました。

江藤氏は、衆議院宮崎2区選出の当選8回で64歳。これまでに安倍内閣で農林水産大臣などを務めました。

石破総理大臣としては、鈴木氏の起用によって政権の刷新感を打ち出すとともに、農業政策に精通した江藤氏を再び起用することで、政権運営の安定を図るねらいがあるものとみられます。

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