公明党は7日午前、辞任を表明した石井代表の後任候補として斉藤鉄夫国交相を推薦することを決定した。

斉藤氏はこれまで党の幹事長などを歴任し、岸田内閣の発足から現在まで国交相を務めている。9日の臨時党大会で正式に代表に選出される。

石井代表は党の会議の中で、新代表の選定について、来年の都議選・参院選での勝利、少数与党となった難しい国会を乗り切る必要、党再建に向けたリーダーシップなどの条件を考慮し、斉藤氏が適任との声が出たことで推薦を決定したと明らかにした。

公明党は、10月の衆議院選挙で議席を減らし、落選した石井代表が先週、辞任を表明していた。党内には当初、世代交代を打ち出すために若手を代表に推す声もあったが経験豊富な斉藤氏を代表に起用することで、党運営における安定感を重視した形だ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。