代表選への立候補を表明する維新の金村龍那氏(12日、国会内)

日本維新の会の金村龍那衆院議員は12日、党代表選(17日告示―12月1日投開票)に立候補すると表明した。国会内で記者団に「おおむね推薦人の目途が立った」と述べた。維新が打ち出してきた改革姿勢や全国政党に向けた取り組みについて「代表選で議論していきたい」と強調した。

全国で党勢を拡大するために「国会で成果を上げていく。国会の評価が全国の評価につながっていく」と語った。近く記者会見を開き、代表選で訴える政策を発表するとも説明した。

維新の母体の地域政党「大阪維新の会」の看板政策だった「大阪都構想」を再び掲げる必要性を問われ「(考えを)改めて伝えるが、統治機構改革は必ず掲げるべきだ」と答えた。

金村氏は衆院当選2回で副幹事長を務める。議員秘書などを経て、2021年衆院選で初当選した。10月の衆院選は神奈川10区で敗れたものの比例南関東ブロックで復活当選した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。