石破総理大臣は、14日から8日間の日程で南米のペルーとブラジルを訪れることにしていて、午後、現地に向けて政府専用機で羽田空港を出発します。
最初の訪問国ペルーでは、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議などに出席し、自由で開かれた貿易投資の推進を訴えるとともに、地域の経済発展に貢献していく考えを示すことにしています。
また現地では各国首脳との個別の会談にも臨み、日本時間の16日、就任後初めてとなるアメリカのバイデン大統領との日米首脳会談や、中国の習近平国家主席との日中首脳会談、それに日米韓3か国の首脳会談などを行う方向で調整しています。
このあと訪れるブラジルでは、G20サミット=主要20か国の首脳会議に出席し、貧困や気候変動などの国際課題に途上国と連携して取り組む姿勢を強調する方針です。
また一連の日程のあとにはアメリカを訪問し、大統領選挙で勝利したトランプ氏と会談することを調整していて、実現すれば、日米同盟の維持・強化に向けて、個人的な信頼関係を築くきっかけにしたい考えです。
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