立憲民主党の野田佳彦代表と小沢一郎議員が13日、東京都内で会談し、衆院での与党過半数割れの状況や、来夏の参院選などを巡り意見交換した。

野田氏と小沢氏は、13日夜に東京・港区の日本料理店で約1時間にわたり会談。
終了後、それぞれFNNなどの取材に応じた。

野田氏は、「いろいろご指導いただいた。特に、次の参院選に向けて、力添えをいただくよう改めてお願いした」と会談の内容を説明し、「(小沢氏には)思いっきり仕事してほしいと思っている」と述べた。

一方、小沢氏は、今回の衆院選の結果について、「うちがヒットを打って得点したんじゃない。相手のフォアボールとエラーで、得点しただけだ」と記者団に述べ、「(野田)代表も「その通りです」と。だから参議院(選挙)は厳しい」と語った。

また、かつて過半数を得る勢力がない状況で、「8党派連立政権」や「自自公連立」を実現させた小沢氏としては、首相指名選挙を巡り不満が残った様子。

小沢氏によると、会談で野田氏に対し、衆院での指名選挙における決選投票での無効票に触れ、「84票が入れば内閣がとれた。そのことをよく考えるべきだ」と伝えたという。

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