自民党の茂木敏充幹事長は28日夜、衆院3補欠選挙で全敗が確実となったことを受け、「結果をしっかり分析したい。その上で、どうしたら党勢の回復、国民の信頼回復につなげられるかをまず考えたい」と党本部で記者団に語った。6月23日に会期末を迎える今国会中の衆院解散に慎重な姿勢をにじませた。
また、「自民党に対する批判を重く受け止めなければならない」と強調。政治改革、物価高や円安、厳しい安全保障環境といった課題への対応に取り組むべきだとの認識を示し、「時間はかかると思うが、国民の信頼を回復できるように努めたい」とも述べた。
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