G20(主要20カ国・地域)の首脳会議がブラジルで開幕しました。
石破首相に同行しているフジテレビ政治部・門脇功樹記者の中継です。
アメリカでトランプ政権の復活が控える中、石破首相は「分断や対立ではなく、共通点と一致点を見い出し、課題解決を主導する必要がある」と訴える見通しです。
石破首相は、議長国・ブラジルの大統領の出迎えを受け、笑顔で握手を交わしました。
今回の会議は、貧困や気候変動対策が主なテーマですが、自国第一主義を掲げるトランプ氏の返り咲きを控え、G20が共通したメッセージを打ち出せるかが焦点です。
しかし、トランプ氏と外国首脳で唯一、面会を果たしたアルゼンチンのミレイ大統領が富裕層への課税強化について拒否に転じるなど、早くも影響が見え隠れしています。
同行筋は「G20は、ただでさえ一致点を見いだすの難しいが、トランプ氏の返り咲きで国際秩序が変化する可能性がある」と指摘しています。
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