11月17日告示された鹿児島市長選。
19日は1日限定で、鹿児島大学に期日前投票所が設けられました。
若い世代の投票率の低さが課題となる中、市の選挙管理委員会は、一票の重みを伝えるようと、ある動画をテレビCMやホームページで流し、投票率向上を図っています。
19日、鹿児島市の鹿児島大学に設けられた期日前投票所は、学生や周辺住民を対象としたものです。
19日、正午の受付開始と同時に多くの人が訪れ、一票を投じていました。
鹿児島市長選の過去2回の年代別投票率をみると、19歳・20代の投票率は10%台の年もあるなど、若い世代の投票率向上は重要な課題の1つです。
学生たちに投票のポイントを聞くと…。
学生(22歳)
「どちらの方が実現できるのかというのは考えながら投票した」
学生(19歳)
「自分の場合、子育てはよく分からないので、まちづくりの方に焦点を置いて選んだ」
中にはこんな意見も。
学生(21歳)
「入れた方に対して納得しない点もあるけど、それでもこの人がいいと思って入れるので、なかなか(選ぶポイントを)1つに絞るのは難しい」
投票しつつも選挙に難しさを感じる素直な声もあるなか、市の選挙管理委員会は若い世代の意識改革を図るこんな動画を作りました。
動画1
10代から50代までの一般市民が主演の5種類の動画で、台本はなく、“どんな思いで投票するのか”を本人の言葉で語ってもらいテレビのCMや市のホームページで
流しています。
動画2
みんなの思いに触れることで選挙の一票の重みを知って欲しいとしています。
期日前投票は、市役所や各支所に加えてイオンモール鹿児島や鹿児島国際大学などでも行われます。
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