生稲晃子外務政務官は21日、外務省で開かれた新旧副大臣・政務官交代式に出席。「大変身の引き締まる思い」と述べた上で、就任にあたっての意気込みを語った。

式典で生稲氏は、国会議員として外国訪問した体験を踏まえ、「笑顔と笑顔の交換、手と手の触れ合い、そういった小さな瞬間から始まって、理解と共感が生まれる。そのコミュニケーションが積み重なっていくことで、信頼関係が築き上げられ、そして実を結んでいく。これこそが外交なんだと感じた」と述べた。

さらに自身がアジアの地域を担当するとした上で、「世界情勢が厳しくなっている今、握手や笑顔だけで済むわけではない。来年は戦後80年、そして日韓の国交正常化60周年だが、韓国や中国とは多くの課題がある。日本として言うべきことはしっかりと言って、日本の平和を実現していきたい」と語った。

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