任期満了に伴い、2025年1月に行われる雲南市長選挙に、島根県の元商工労働部長・新田誠さんが出馬を表明しました。

新田誠氏:
「もう少しやりようがあるのではないか。私自身のこれまでの行政経験を生かして、新たな一手を打てる余地があるのではないかと考えている」

雲南市長選挙への出馬を表明したのは、無所属の新人で、島根県の元商工労働部長・新田誠さん(59)です。新田さんは旧大東町、現在の雲南市大東町出身。大東高校を卒業後、1983年に島根県庁に入り、在職中に関西大学を卒業、政策企画局理事などを務めました。出馬にあたり、19日付けで商工労働部長を辞職しました。

新田さんは約40年に及ぶ行政経験を生かし、産業振興による雇用の創出や、最重要課題として人口減少、少子高齢化対策に取り組む考えを示しました。

任期満了に伴って行われる雲南市長選挙は2025年1月12日に告示、19日に投開票が行われます。これまでに、再選を目指す現職の石飛厚志さんが出馬の意向を明らかにしていて、元県職員による一騎打ちの選挙戦となる公算が大きくなっています。

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