領土問題を担当する坂井国家公安委員長は21日、竹島のある島根県の丸山知事と面会し、要望書を受け取りました。
要望書では、政府主体で積極的に領土問題の啓発に取り組むことや、竹島の領有権をめぐる韓国側の動きにきぜんと対応し、日本の立場を国際社会に強く訴えることなどを求めています。
これに対し、坂井大臣は、竹島などに関する歴史的な資料を展示している東京 千代田区の「領土・主権展示館」が来年4月に拡張されると説明し「子どもを含め多くの人に来てもらう努力をするなど、国民世論の喚起を図りたい」と応じました。
このあと丸山知事は記者団に対し「われわれが強く政府に言わなければ、竹島の問題は埋没しかねないという危機感がある。要望しなくても物事が進むよう政府には取り組んでほしい」と述べました。
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