17日投開票の兵庫県知事選で敗れた元尼崎市長の稲村和美氏を巡り、後援会が開設した公式Xアカウントが選挙期間中、何者かによる一斉の虚偽通報が原因で2回凍結されたとして、後援会が22日にも業務妨害容疑で兵庫県警に告訴することが分かった。関係者が21日明らかにした。

 Xは暴力的な発言やヘイト行為などを禁じており、違反した場合は運営管理者によってアカウントが凍結されることがある。後援会側は違反行為はしておらず、虚偽通報が原因で凍結され、選挙戦での発信に支障が出たと主張している。

 1回目の凍結は6日から7日にかけて、2回目は新しいアカウントの運営を始めた直後の12日夜に起きたという。(共同)

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