11月17日に実施された兵庫県知事選挙で、次点で敗れた候補者の後援会が、SNS上での妨害があったとして、きょう22日、刑事告訴する方針です。
17日に投開票された兵庫県知事選挙では、斎藤元彦知事(47)が、稲村和美さん(52)に、約13万票の差をつけて勝利しました。
斎藤元彦知事:111万3911票
稲村和美さん:97万6637票
【稲村和美さん 11月17日】「正直、何が争点になったのかなと。斎藤候補と争ったというより、何と向かい合ってるのかなという違和感があったのは事実です」
この選挙期間中の今月6日と12日、稲村さんの後援会が運営するSNSのアカウントが、2回にわたり凍結されました。
関係者は、「SNSで禁止行為をした」という、うその通報を多数されたことで凍結されたとみています。
後援会は、「ルールに反する行為はなく、通報は不当な選挙妨害だ」と主張していて、通報した不特定多数のアカウントを偽計業務妨害の疑いで、きょうこの後、兵庫県警に刑事告訴する方針を固めました。
後援会は、公職選挙法違反の疑いでも告訴するか検討しているということです。
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