兵庫県の斎藤知事に関する告発文書について、調査を進める百条委員会が、知事選の影響を踏まえて非公開で行った証人尋問の映像を公開しました。
11月22日に公開された、10月24日と25日の百条委員会の証人尋問。
去年11月に開催された、プロ野球優勝パレードへの寄付の見返りに、金融機関への補助金を増額した疑惑などについて、県の幹部や片山前副知事などに質疑が行われました。
片山前副知事は、県内の信用金庫の理事長に、寄付金およそ2000万円の取りまとめを依頼したものの、補助金の増額については関連を否定しました。
【片山安孝 前副知事】「目安として1信金100万円とすれば1100万円。200万円とすれば2200万円、この2つの数字の間ぐらいでしょうかね、という話をした記憶がある」
Q:補助金の話はしたか?
【片山安孝 前副知事】「一切していません」
また、片山前副知事は証人尋問の後の会見で、斎藤知事の関与を否定しました。
10月25日の証人尋問では、片山前副知事から、疑惑を告発した元県民局長の公用パソコンに入っていたプライベートな情報について言及がありましたが、百条委員会はプライバシー保護のため、その部分を非公開にしました。
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