旧文通費のあり方をめぐっては衆参両院で、それぞれ議長や副議長の経験者などから意見を聴き取ったうえで与野党で具体的な協議を進める運びとなっています。

22日は参議院で聴き取りが始まり、郡司元参議院副議長や国会図書館の担当者らが応じました。

この中で郡司氏は、使いみちの範囲について所属政党や議員ごとに使用実態が異なるとして広く設定する必要性を指摘しました。

また使いみちは公開するとともに残額は返還すべきという考えを示したということです。

そして結論を急がずに、一定の時間をかけてルールをつくるのが望ましいとの認識を示したということです。

参議院では来週、山東元議長からも意見を聴いたうえで、与野党協議の場に移りたい考えです。

一方、衆議院ではすでに議長、副議長経験者らへの聴き取りを終えて、20日から与野党協議をスタートさせています。

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