北九州市の門司港で、この夏、海上保安大学校に配備された海上保安庁最大の練習船が、報道陣に公開されました。

今年7月に就役した海上保安大学校の練習船「いつくしま」は、総トン数5500トンと、海上保安庁では最も大きな練習船です。

実習用と通常航海用の二重構造の船橋を備えているほか、鑑識業務などの実習に使う教室もあり、最大100人の学生の実践的な訓練が可能です。

尖閣諸島問題を始め、海の安全を巡る環境が厳しさを増す中、海上保安庁は、「いつくしま」の就役で、幹部職員の育成がより効率的に進むとしています。

◆男性学生
「国際協力という点に進みたいと考えていて、架け橋になれるような海上保安官になりたい」

◆女性学生
「現場に出る際は指揮官となるので、指揮をうまくできる海上保安官になりたい」

「いつくしま」では、24日の午後1時半から4時半まで一般向けの公開が予定されています。

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