去年11月から吉野ヶ里町の目達原駐屯地に置かれている陸上自衛隊のオスプレイについて、九州防衛局が12日、佐賀県を訪れ、19日に飛行を再開する方針を説明しました。
県庁を訪れたのは、九州防衛局とオスプレイを運用する千葉県の木更津駐屯地の「輸送航空隊」の担当者です。
【九州防衛局 遠藤敦志企画部長】
「木更津駐屯地で練度を回復した操縦士により、4月19日金曜日、今週から約1週間後。それ以降に(オスプレイの)運用を再開し、目達原駐屯地の周辺区域で飛行を実施することを考えている」
九州防衛局によりますと、目達原駐屯地に駐機しているオスプレイ1機について、19日に飛行を再開、20日に熊本県の高遊原分屯地に移動し、4月下旬に木更津駐屯地へ戻る計画だということです。
このオスプレイは去年11月に木更津駐屯地から飛来しましたが、アメリカ軍の機体が屋久島沖で墜落した事故を受け、留め置かれたままとなっていました。
【県政策部 平尾健部長】
「安全が何より大事だというのはかねてからずっと申し上げている。今後も安全面については防衛省に対してしっかり物申し上げていきたい」
九州防衛局は12日、吉野ヶ里町、神埼市、佐賀市など関係する市と町にも飛行再開について説明しています。
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