林芳正官房長官は7日の記者会見で、外国為替市場で4月29日と5月2日に観測が広がった円買い・ドル売り介入の有無について明言を避けた。「市場に不測の影響を及ぼす恐れがあることからコメントは差し控える」と述べた。

4月29日に一時34年ぶりとなる1ドル=160円台になったあと、日本政府・日銀による円買い介入観測などで押し上げられた。2日早朝も円買い介入とみられる動きがあった。

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