参院は12日の本会議で、自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を受け「政治改革に関する特別委員会」の設置を議決した。衆院で11日に設けられた特別委と同様、政治資金規正法改正に向けた議論を行う。
議論の本格化は大型連休明けとなる見通し。特別委は既存の政治倫理・選挙制度特別委員会を改編、委員は35人を維持する。引き続き委員長を務める自民の豊田俊郎氏は記者団に「国民の疑念を招く事態を受け、法改正が必要だ。与野党がしっかり議論し、審議を重ねていく」と強調した。
立民の安住淳国対委員長は自民の浜田靖一国対委員長と国会内で会談し、衆院の特別委を今月下旬に開くよう求めた。自民は持ち帰った。
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