日本維新の会の中条きよし参院議員は9日、国会内で記者団の取材に応じ、一部週刊誌で報じられた違法な高金利で知人に金を貸し付けていた疑惑について、初めて自身の言葉で釈明し、「事実無根」だと反論した。

中条氏は、貸し付けについての書類の金利は空欄だったと説明して疑惑を否定し、中条氏の取材対応に同席した藤田幹事長も報道は名誉毀損にあたるとの認識を示した。

一部週刊誌は、中条氏に関し、法定金利を大幅に超える「年利60%」で知人に1000万円を貸していたと報じていた。

中条氏側は1000万円を貸したことは認めているが、契約書の金利欄には何も書いていないと主張していて、無許可で貸金業を行うような違法行為はないと説明する一方、国会への資産報告への未記について、今月1日に訂正している。

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