今回の問題を受けて、立憲民主党など野党3党は8日、衆議院政治倫理審査会で弁明していない安倍派と二階派の44人の議員に出席を求めて審査会を開催するよう申し立てを行いました。

そして、9日午後、審査会の幹事懇談会が開かれ、野党側は44人の関係議員による弁明と質疑に向けて手続きを進めるよう求めました。

これに対し、自民党は、審査会を開催するための議決には応じる意向を示した上で、今後の進め方について持ち帰って検討したいと伝えました。

そして、10日にも幹事懇談会を改めて開き、引き続き与野党で対応を協議することになりました。

このあと、与党側の筆頭幹事を務める自民党の丹羽秀樹氏は記者団に対し「44人の議員の意向確認をいつまでに行うかなどを決めなければならない。具体的な話を詰めるため一度持ち帰りたい」と述べました。

また、野党側の筆頭幹事を務める立憲民主党の寺田学氏は「速やかに日程調整に入れると思っていたが、非常に悠長で残念だ。次回の幹事懇談会では具体的な段取りを自民党が持ってくると思う」と述べました。

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