「僕はブチ切れるよ」「ありがとうもない。結果もない。誰だ、お前はって感じ」

 威圧的な言動が問題になっている自民党の長谷川岳参院議員の具体的な発言が明らかになりました。

 北海道ニュースUHBが札幌市に情報公開請求。3月9日、脱炭素社会に向けたGX関連セミナー後、札幌市中央区のホテルで行われた打ち合わせの内容が開示されました。

 打ち合わせには長谷川議員をはじめ、札幌市の幹部8人を含めた17人が出席していました。


市幹部の謝罪に長谷川議員は詰問「申し訳ないじゃない!」

 長谷川議員の主な発言内容は以下の通りです。


長谷川議員
「何かしたのかしてないのか」

市幹部
「していません」

長谷川議員
「なぜしない。なんで気づかない。そこの札幌市の連中! みんなさ、仕事するけど、そういうところ。1番大事にしなきゃいけないところを無視じゃん! 信じられない!」

長谷川議員
「皆さんに金出してくれ、人出してくれって言ってる中でよ。何考えてるんだ! 札幌市は!」

市幹部
「申し訳ございません」

長谷川議員
「申し訳ないじゃない! 気づかないというのは駄目なんですよ。狂っとるよ!」
「税収もあった。観光客も来た。政令指定都市だ。そういう中でみんな札幌市の職員は余裕でやってきたの。だけど、もう人口減るじゃん、観光客いなくなったじゃん、これから観光客の争いじゃん、そうでしょ」
「そういう中で、札幌市の体質が変わらないといけないんだよ。1番変わってないのは札幌市の職員だよ。違いますか。札幌市、何やってんのよ」

お礼を強要? 「あんたから1回もありがとうもくそもメールもない」

長谷川議員
「こっちは毎日を勉強しながら各省庁の皆さんと笑いあいながらね。要は規制緩和は全部通すようにやってるよ」
「あんたから1回もありがとうもくそもメールもない。ありがとうもない。結果もない。誰だ、お前はって感じだよね」
「人材が流出しないように環境省も頑張らないといけないけど、相変わらずボケボケしてるから」
「もうちょっとちゃんと人を1週間で集める動きが取れないと。環境省と札幌市はボケてる」
「体制が札幌市はできていないということを厳しく指摘をした上で、町田副市長、お願いします」

町田副市長
「長谷川先生のほうからお話がありましたけれども、そういう情報が私のところにまで上がってきていないということが組織的に非常に大きな問題だと。私自身も非常に大きな問題意識を持っているところでございます」

長谷川議員
「こっちの情報は関係ありませんと言ったら、僕はブチ切れるよ、これだったら」
「札幌市の皆さんに足りないのはサービス精神です。こうやったら北海道札幌がどう変わるのか、人はどう変わるのか、人に喜んでもらって自分も嬉しいねとか、感じる気持ちだよね」
「恩は倍返しにするくらいの気持ちじゃないと」
「札幌市は全体のマインドとしてそういうところがあるから脱却してください。個人個人、よろしいですか、お願いします。もう終わりにしたいと思います」

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