SNS上で有名人になりすました投資詐欺の被害が相次いでいることを受け、自民党はX社からヒアリングを行い、被害の防止に向けた対策などについて議論しました。

平井元デジタル大臣
「プラットフォーマーの皆さんも相当な数を削除していただいています。これから抑止できるような方向で対策を考えていきたい」

 会合では、X社の担当者から広告の規制やアカウントの本人確認の方法などについて説明を受けました。

 出席者からは、削除要請への対応に時間がかかることなどの問題点が指摘され、X社側は「速やかに対応したい」と応じたということです。

 また、会議ではフェイスブックを運営するメタ社の対応についても話し合いました。

 メタ社からは具体的に削除した件数などについては報告があったものの、自民党が申し入れた広告停止などの検討については、直接的な回答がなかったということです。

 自民党は、SNS事業者からヒアリングした内容をもとに来週中に提言をまとめ、政府の対策に反映させたい考えです。

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