知り合いの女性に対する不同意性交等致傷の罪に問われている、スーパークレイジー君こと元宮崎市議会議員の西本誠被告の裁判です。

17日は被告人質問が行われ、西本被告は事件の原因について「市議会議員になって、自分におごりがあった」と述べました。

起訴状などによりますと、元宮崎市議会議員の西本誠被告は去年9月、知り合いの30代の女性を宮崎市のホテルに無理やり連れ込んだあと、両腕を押さえつけるなどの暴行を加えケガをさせた、不同意性交等致傷の罪に問われています。
西本被告は起訴内容を認め、裁判の争点は量刑となっています。

17日の被告人質問で弁護側は、西本被告に女性をホテルに引っ張って連れ込んだ理由を尋ねました。
西本被告は女性が激しく抵抗しなかったと勘違いし、
「被害者の嫌がる意思に気づけなかった。」
「部屋にいけば同意を得られると思った。」
と答えました。

この行動については「市議になって自分におごりがあった。」と振り返りました。

一方、検察側は常習性があることを示そうと証拠を提出。別の女性との同様のトラブルの際に書いたとされる和解書の画像について尋ね、西本被告は「知らないです」と答えました。

また逮捕直後、被害者への暴行を認めなかったことを検察に尋ねられた西本被告は「当時はどういう状況か分かっていなかった。被害者が全身打撲で血だらけになっていると聞いてそれは無いと思った」と答えました。

裁判は裁判員裁判で審理されていて、今月24日に判決が言い渡されます。

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