林芳正官房長官は20日の記者会見で、イランのライシ大統領とアブドラヒアン外相がヘリコプターの墜落事故により死亡したと報じられたことについて「突然の訃報に接し、深い悲しみの念に堪えない。イラン政府、イラン国民、ご遺族に深甚なるお悔やみを申し上げるとともに、ライシ大統領、アブドラヒアン外相をはじめとする方々に哀悼の誠をささげる」と述べ、哀悼の意を表した。
ライシ師の突然の死は中東情勢に影響を与える可能性もある。林氏は「今後の中東情勢について予断することは差し控える」としたうえで、「我が国として中東地域の平和と安定を重視している。引き続き状況を注視していく」と述べるにとどめた。【鈴木悟】
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