自民党宮崎県連の定期大会が25日に開かれ、江藤拓衆議院議員が新しい会長に就任しました。政治とカネを巡る問題などで自民党に厳しい視線が向けられるなか、県連は信頼回復へ新体制で臨みます。
自民党県連の定期大会には、県選出の国会議員を始め約360人が出席しました。
来賓挨拶では、党本部の小渕優子選挙対策委員長が、派閥の政治資金を巡る問題について謝罪。信頼回復に務め次期衆院選では1人でも多くの当選を目指したいと述べました。
大会では自民党県連の新たな会長に江藤拓衆議院議員が就任し、決意を述べました。
(自民党県連 会長 江藤拓衆議院議員)
「今、自民党は大変な窮地。今こそ一致団結して県民のため、国民のために頑張らなければなりません。」
自民党県連では、武井俊輔衆議院議員の乗った車が制限速度を超えて走行した問題で、宮崎市など9つの地域支部が次期衆院選の対応を協議。
臨時の支部長会では「責任を取り無所属で出るべき」、「4期の実績を考慮し応援する」など意見が分かれ、県連に「武井氏では一枚岩で戦えない」と伝えられています。
政治と金の問題に武井衆議院議員の不祥事も加わり、自民党県連は信頼回復へ新体制で臨みます。
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