立憲民主党は、先週、政治資金パーティーを全面禁止するための法案を国会に提出した一方で、党幹部がパーティーの開催を予定していることが相次いで明らかになりました。

岡田幹事長は27日午前、大阪市内のホテルで予定していた自身のパーティーについて代金を返還して中止し、およそ100人の支援者が出席して講演会を開きました。

このあと岡田氏は記者団に対し、「非常に誤解が広がり、立憲民主党や私が政治改革に後ろ向きであるかのような印象づけがなされている。不本意で容易ではなかったが、政治判断でパーティーを中止にした」と述べました。

また「党内ではパーティーをしている議員がいて『やめる』と言うのは簡単だが、政治資金をどう集めるのか考えないと、幹事長の責任を果たしていることにならない。役員会で議論しなければならない」と述べ、党内で政治資金の集め方について議論したいという考えを示しました。

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