新潟県内で降った28日の雨は、農家にとって“恵みの雨”となったようです。

「稲の養い水に、大きな雨が降ってもらいたというのが願いですね」

上越市で農業を営む中川卓夫さんの田んぼは、雨水や雪解け水を使う“天水田”。
しかし、2023年には猛暑の影響でひび割れてあぜも崩れてしまう被害に見舞われ、さらに2024年元日の能登半島地震でも田んぼが崩れてしまいました。
ようやくその復旧作業も5月初旬に終わったものの、今シーズンは冬の少雪に加えて5月の雨も少なかったため、代かきの作業も進められず、いままでにないほどの遅れが出ているそうです。

「この雨水を利用して少しでも代かきをしたいと思います。稲刈りは少し遅れるんですけど、美味しいコシヒカリを作っていきたい」

中川さんは、今週中には田植えを始めたいとしています。

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