29日午前、海老名市の杉久保小学校で1時限目に行われていた校庭での運動会の練習後、1年生から6年生までの児童合わせて39人が頭痛や吐き気などを訴えました。

市教育委員会によりますと、39人全員が熱中症の疑いで病院に搬送されましたがいずれも症状は軽く、その後全員が帰宅したということです。

海老名市の最高気温は26.6度と夏日になっていました。

市教育委員会は熱中症を予防するために帽子をかぶることや、水筒を持参してのどが渇いたら水分を補給するなどの対応を徹底していきたいとしています。

校長「子どもの健康や安全を第一に行事を考えていきたい」

海老名市の杉久保小学校の坂野千幸 校長は「当時、天気は曇りで熱中症指数も問題なかったため練習をグラウンドで実施していました。今回の事案を重く受け止めていて、子どもの健康や安全を第一に行事のことを考えていきたいです」と話していました。

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