気象庁は、南シナ海にある熱帯低気圧bが31日午後3時に「台風2号」になったと  発表しました。

熱帯低気圧bは、南シナ海上の北緯20度00分・東経112度05分の地点で台風第2号(マリクシ)になりました。中心気圧は998hPa・中心付近の最大風速は18m/秒・最大瞬間風速は25m/秒で、中心の南東側220km以内と北西側110km以内が風速15m/秒以上の強風域となっています。

台風2号は勢力を変えずにゆっくりとした速さで北へ進み、6月1日午前3時には中国大陸南部の北緯21度40分・東経111度30分を中心とする半径65kmの円内に台風の中心が達する見込みです。

気象庁によりますと、台風2号はこの後「熱帯低気圧」に変わり、1日午後3時には華南の北緯23度20分・東経112度25分を中心とする半径95kmの円内に達し、中心気圧が1002hPaになると予想されています。

なお気象庁では、台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%としていますが、この方面にいる船舶は海上警報などで十分警戒するようにしてほしいと呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。