6月18日に発生した高知県田野町の突風による農業被害について、高知県は最終的な被害総額が2428万円で確定したと発表しました。

県のまとめによりますと6月18日に発生した突風で田野町では、農業用施設が破損するなどの被害を受けました。

被害面積は2.24ヘクタールで、被害総額は2428万円です。
このうち施設への被害は2077万円あまりで、園芸用ハウスの倒壊やパイプの曲がり、ハウスを覆うフィルムが破れるなどの被害が確認されています。また、農作物への被害は350万円あまりで、シシトウがハウスの倒壊で収穫できなくなったほか、ナスの茎が倒れたりブルーベリーやハウスオクラの枝が折れたりするなどしたということです。

なお、この突風による畜産や農地・水路の被害は確認されていません。高知地方気象台は、当時の風速がおよそ50メートルだったと推定していて、今回の突風をもたらした現象について「竜巻の可能性が高い」と判断しています。

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