6月21日は二十四節気の一つ、1年で最も昼が長い「夏至」。高知県四万十市でハンゲショウの葉の一部が白くなり、本格的な夏の訪れを告げる光景です。

葉の一部が白くなったドクダミ科の多年草、「ハンゲショウ」です。

天気が回復して青空が広がった午前中の四万十市具同。ハンゲショウはトンボ自然公園の奥に通じる道沿いで池の周りに生えています。21日は二十四節気の夏至。夏至から数えて11日目と、その日から7月7日の七夕のころまでを「半夏生」といい、この時期に穂のような白い花を咲かせることや白粉を半分だけ塗って化粧をしているように見えることがその名前の由来とされます。和名は、「カタシログサ」。俳句では夏の季語として使われます。

21日、これまでの高知県内の最高気温は黒潮町佐賀で27.1度、四万十市中村で26.8度などを観測しました。白くなったハンゲショウの葉は花が終わる7月上旬ごろ再び緑色に戻っていきます。

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