発達する低気圧や梅雨前線の影響で、けさは鹿児島県で線状降水帯が発生しました。

■九州南部では土砂災害や川の増水・氾濫に警戒が必要

午前11時現在、九州南部からいったん雨雲は離れていますが、これまでの大雨で地盤は緩み、川は増水している所があります。引き続き、土砂災害や川の増水・氾濫に警戒が必要です。

九州に大雨をもたらした雨雲は東へ移動し、近畿・東海・関東甲信は梅雨入りしたとみられると発表がありました。

■九州南部は夜、再び雨が降り出す見通し

午後は近畿や東海で晴れ間が戻りますが、関東は夕方にかけて発達した雨雲がかかりそうです。また、九州南部は夜になると再び雨が降り出す見通しです。少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがありますので、引き続き、安全な所でお過ごしください。

■最高気温は30℃前後の所が多くなる見通し

晴れ間の出る所では暑さが続くでしょう。最高気温は30℃前後の所が多くなりそうです。一方で、日差しが届きにくい関東では、東京都心など20℃を下回る時間が長い予想です。昼間は長袖1枚や羽織る物があるといいでしょう。

■週末は九州から関東の広範囲で警報級の大雨のおそれ

あすになると、梅雨前線の雨雲が再び西日本に広がりそうです。東海や関東では、昼間は梅雨の晴れ間になりそうですが、夕方以降は再び雨具の出番でしょう。さらに、あさってになると梅雨前線だけでなく、低気圧の影響も加わり、九州から関東の広範囲で警報級の大雨となるおそれがあります。

この週末は雨の降り方に気をつけて過ごした方がいいでしょう。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。