1日午前3時、広島市中区、東区、南区、西区、安佐南区、佐伯区、大竹市、廿日市市に「土砂災害警戒情報」が発表されました。土砂災害の危険度が急速に高まっていることを受けて発表される情報で、大雨警報よりさらに危険度が高まった時に発表されます。自治体が避難指示を発表する目安となる情報です。

この時間、県内には梅雨前線に伴う発達した帯状の雨雲が東西にかかっています。これに伴って広島市郊外や芸北地域では土砂災害の危険度が急速に高まっています。広島市やその周辺では大雨警戒レベル4相当の危険を表す紫色のエリアが広がっています。土砂災害警戒区域など災害リスクが高いエリアの方は厳重に警戒してください。

この発達した雨雲はきょう1日午前中にかけて広島県内にかかりやすい見込みです。断続的に激しい雨が降り総雨量が増えて、土砂災害の危険度が高くなる地域が広くなるおそれがあります。大雨警報が発表されるエリアも広がる見込みです。

レーダーや災害危険度(キキクル)などを確認して、土砂災害のリスクがあるエリアにお住まいの方は今後の雨の降り方などに警戒してください。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。