山形 最上町 こども園の園児が一時避難

山形県最上町のこども園では大雨の影響で9日午前、園児100人あまりを公民館に避難させました。

こども園の場所は町役場の近くですが、土砂災害の警戒区域にあります。

大雨の影響で園では9日午前10時すぎ園児104人を含む130人余りを避難所に指定されている中央公民館に避難させました。

避難した子どもたちは先生に見守られながら昼寝をしたり、紙芝居を読んでもらったりしてふだんと同じような生活を送ったということです。

このあと、午後1時ごろから、園児の保護者が公民館を訪れ、無事を確認したあと子どもたちを引き取っていました。

5歳の女の子を迎えに来た母親は「こども園の裏の山が崩れてきたらと心配しましたが園の迅速な判断で避難したと聞いて安心しました。無事に娘と会えてほっとしました」と話していました。

こども園の後藤淳子 園長は「土砂災害のおそれがあったので教育委員会と相談して避難を決めました。子どもたちがけがすることなく安全に避難できてよかったです」と話していました。

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