梅雨前線が活発化 九州南部から本州南岸に停滞へ

 梅雨前線が西日本、北日本を通って日本の東にのびています。前線の活動が活発となっており、西日本では雷を伴って大雨になっているところがあります。
 梅雨前線は南下し、15日(月)にかけて九州南部から本州南岸にかけて停滞する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定な状況が続くでしょう。15日までの雨シミュレーションでは、三連休は雨のところが多くなりそうです。
 

 東北地方から西日本では11日は、雷を伴った大雨となるところがある見込みです。東北地方や北陸地方では大雨の峠は越えつつありますが、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

 東北地方から西日本にかけて11日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

▼11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量
  九州北部地方      180ミリ
  関東甲信地方、近畿地方 100ミリ

▼その後、12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量
  九州北部地方      150ミリ

 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

梅雨前線が停滞 三連休は雨のところ多い予想

きょう11日(木)の雨シミュレーションでは、日中に九州や近畿を中心に発達した雨雲が予想される時間帯があります。

12日(金)の雨シミュレーションでは、梅雨前線が南下する九州で発達した雨雲がかかり、大雨のおそれがあります。

13日(土)の雨シミュレーションでは、梅雨前線が九州から本州の南岸にのび、本州に雨雲がかかる予想です。

14日(日)の雨シミュレーションでは、午後になると九州から近畿、関東、東北の広い範囲で、ところにより強い雨雲がかかる時間帯があります。

15日(月・祝)の雨シミュレーションでは、関東甲信や東海、近畿に発達した雨雲がかかる予想です。

梅雨前線が停滞し、雨が続くと災害級の大雨になるおそれがあります。今後の気象情報に注意してください。

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