気象庁は11日「高温に関する早期天候情報」を発表しました。対象となる期間は、7月17日から25日までです。日本気象協会によりますと、来週は西から続々と梅雨明けしていきますが、梅雨明けと同時にかなりの高温になるとみて、時間を問わず熱中症対策を心がけるよう呼びかけています。

気象庁は11日、この先(7月13日~8月12日)の1か月予報を発表し、1年で最も暑い時期に、全国的に気温が平年より高く「猛暑」が予想されるとしています。

西日本や東日本で降水量が平年より多い傾向とみていて、熱中症や大雨に警戒が必要だとしています。

17日以降は時間を問わず熱中症対策を

そして気象庁は11日午後2時半、西から梅雨明けしていく来週は、かなりの高温になると予想し、7月17日から25日までの期間を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

3連休以降は梅雨末期の大雨に警戒を…

一方で、この先の1か月は、沖縄・奄美から東日本にかけて前線や湿った空気の影響を受けやすいとみています。

1か月の降水量は沖縄・奄美、西日本、東日本で平年並みか平年よりも多く、北日本は平年なみとみています。

沖縄・奄美では日照時間が平年並みか平年より少なく、特に7月後半から晴れの日が少なくなるとみています。

夏休みも始まり、川や海などのレジャー中の事故が増えることが予想されるとして、晴れていても天気が急変するような予報の日は、あらかじめ避難できる場所を確認したり、雨雲レーダーをチェックするなどしてほしいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。