米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちら。

日中も冷たい雨ということです。

まずは雨の予想からご覧ください。

午前6時の予想では中西部で雨となりそうですが、

午前7時、8時頃の通勤通学時間帯は、中西部のほとんどのエリアで雨を予想しています。

午前9時、10時、11時、正午になると降れば土砂降りという黄色のエリアが出てきました。

その後、ここから雨のピークを迎えます。午後1時、2時、3時になると黄色、さらにバケツをひっくり返したような激しい雨のおそれがあるオレンジ色濃いところもでてきます。

その後、午後4時、5時、6時、7時になるともう雨は止んでくる予想で、特に雨脚が強まりそうなのが正午から午後4時のタイミングということになります。

それがなぜなのかというのを説明します。
あす山梨の南に梅雨前線が停滞する形です。これによって雨が日中降るという形です。

さらにこの前線上の低気圧が通過するタイミングで雨脚が強まるので、山梨だけでなく、静岡や東京、神奈川の辺りでも雨脚が強まりそうです。

もう一つ、この前線というのは、空気の境目を表しています。

ですから、南の方は暖かい空気、北の方は冷たい空気となります。
山梨はどちらのエリアに入るかというと冷たいエリアなんです。

ですから、これまで気温が高かったんですけども、あすは雨が降って気温は大幅ダウンとなるんです。

気温がどのぐらい下がるのか予想最高気温を見てください。

きょうと比べてなんと5℃近くも低くなるんです。甲府は23℃予想で、ここまでもし上がらないとなると7月の中旬としてはなんと17年ぶりということで、かなり珍しい低温です。

その他も5月並みのところも多くなりますからあす富士五湖方面にお住まいの皆さんは特に1枚羽織るものがあってもいい体感です。あすは半袖だとちょっと肌寒くなります。

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