消防によりますと、15日午前9時50分ごろ、嬉野市嬉野町の住民から「家の裏の茶畑の石垣が崩れて土砂が家に入り込んでいる」と通報がありました。
住宅の裏にある茶畑が高さおよそ5メートル、幅およそ3メートルにわたって崩れ、住宅に土砂が流れ込んだということです。
けがをした人はいませんでした。
消防が近くに住む人に避難を呼びかけています。
住んでいる人「最初にドーンと大きな音」
土砂崩れの被害にあった住宅では、山側にある部屋の窓が割れて、土砂の一部が入り込んでいました。
山側の斜面に積まれていた石垣も家に迫るような形で崩れていました。
この家に住む中村繁康さんによりますと、当時、家族は別の部屋にいるなどして無事だったということです。
中村さんは「最初にドーンと大きな音がして、そのあとにガラスが割れるガチャガチャという音がしました。あわてて1階に降りると、ガラスが散乱していました。いつか土砂崩れが起きるかもしれないと思っていましたが、まさかきょうだとは思いませんでした」と話していました。
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