梅雨前線や暖かく湿った空気の影響で、日本海側の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
気象庁は、東北地方の日本海側では19日昼過ぎから21日夜遅くにかけて大雨となる所があるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、梅雨前線が日本海を通って東北地方に伸びていて、19日にかけて北日本を北上する見込みです。その後、前線は南下して東北地方に停滞するとみられます。
また前線上には低気圧があって東よりに進んでいて、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、九州北部や北陸、東北の日本海側では大気の状態が不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みです。
東北の日本海側では断続的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるほか、雨雲が予想以上に発達した場合や、同じところに雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるということです。

雨の予想

▽19日に予想される1時間降水量(多い所)
 東北日本海側 40ミリ

▽19日午後6時までの予想24時間降水量(多い所)
 東北日本海側 80ミリ

▽20日午後6時までの予想24時間降水量(多い所)
 東北日本海側 100ミリ

気象庁は東北の日本海側では19日昼過ぎから21日ごろにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。
また、九州北部や北陸、東北の日本海側では落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設などへの被害に注意が必要です。

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