秋田県や山形県では記録的な大雨となっています。すでに河川が氾濫するなどの被害が出ていますが、週明けにかけて引き続き大雨に警戒が必要です。

■東北は週明けまで大雨が続くおそれ

26日（金）夕方時点では、東北の雨は弱まってきています。しかし、土壌中の水分量は多く、地盤が緩んでいる状態が続いています。

東北では前線や湿った空気の影響で、30日（火）ごろまで断続的に雨が降るでしょう。これまでの雨に加えて、さらに数百ミリの雨が降る可能性があります。秋田県や山形県ではすでに河川が氾濫しているところもあり、引き続き河川の増水や氾濫に最大級の警戒が必要です。土砂災害や低い土地の浸水にも厳重に警戒してください。

■27日（土）は九州～関東で不安定な天気

27日（土）は、東北では断続的に雨が降り、激しい雷雨になるところもあるでしょう。北海道は夜から雨が降る見込みです。

九州から関東は晴れ間の出るところも多いですが、午後は天気が急変する可能性があります。急な雨や雷雨、落雷や突風にご注意ください。

予想最低気温は26日（金）と同じくらいのところが多く、寝苦しい夜が続くでしょう。最高気温は、九州から関東で広く猛暑日になりそうです。福岡は38℃、名古屋は37℃など、体温を超えるような危険な暑さになるでしょう。熱中症のリスクが高まるため、こまめに水分や休憩をとって、なるべく涼しい部屋でお過ごしください。

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