大雨の影響で、日本海側の庄内地方や県北部の最上地方では、川が氾濫したり土砂崩れが起きたりする被害が相次ぎました。
NHKが31日までに庄内地方と最上地方の8つの農協に取材したところ、特に被害が大きかったのがコメで、作付けしている田んぼのうち浸水したり土砂が流れ込んだりしたのは少なくとも1万3900ヘクタール余りで、全体の4割に上ることが分かりました。
秋の収穫の時期には土砂などの影響で、農業用の機械が使用できず刈り取りができない可能性もあり、農協で詳しい被害の確認を進めています。
また、山形県によりますと、30日までに県内の29の市町村で特産の枝豆や梨などの農作物や農業施設、それに農地などへの被害が確認されています。
このため県は、国に対して復旧のための予算を求める要望書を31日、提出しました。
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