気象庁によりますと、3日も東日本と西日本を中心に高気圧に覆われて晴れ、午前中から気温が上がっています。

午前11時までの最高気温は
▽福岡県太宰府市で36.6度
▽奈良県十津川村風屋で36.5度
▽大阪 枚方市、兵庫県西脇市
 鳥取県米子市、高知県四万十市西土佐で36.4度
▽広島県府中市と安芸太田町加計で36.3度
▽岐阜県郡上市八幡で36.2度
などとなっていて、西日本を中心にすでに猛烈な暑さとなっています。

このあと気温はさらに上がり、日中の最高気温は
▽京都市と大分県日田市で39度
▽名古屋市や岐阜市、奈良市、岡山市、熊本市などで38度と
危険な暑さが予想されていて、西日本から東日本では局地的に40度に迫るおそれもあります。

また、
▽甲府市、福井市、高松市、佐賀市で37度
▽広島市や神戸市、福島市で36度
などと広い範囲で猛烈な暑さとなる見込みです。

37都府県に「熱中症警戒アラート」

気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、東北から沖縄にかけての37の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

山形県と福島県、群馬県、東京都、長野県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、新潟県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、宮古島地方を除く沖縄県では特に警戒が必要です。

《熱中症対策の徹底を》

引き続き、外出や運動をなるべく控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症への対策を徹底してください。

夏休みを利用して屋外でのレジャーなどの機会も増えると思いますが、氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を持ったり、あらかじめ水分補給をする時間を決めたりするなど警戒してください。

特にお年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

東日本~沖縄・奄美 局地的に激しい雨のおそれ

一方、関東甲信では日中の気温の上昇や湿った空気が流れ込む影響で、大気の状態が非常に不安定になり局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は、落雷や突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

晴れていても天気が急変し、短時間で状況が悪化するおそれもあるため、雨の降り方に注意してください。

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