気象庁によりますと、6日も西日本や東日本を中心に高気圧に覆われ、気温が上がる見込みです。

日中の最高気温は
▽福岡県久留米市と大分県日田市で38度の危険な暑さとなるほか
▽大阪市や京都市、高松市、佐賀市、熊本市で37度
▽名古屋市や広島市などで36度と予想されていて、広い範囲で厳しい暑さとなる見込みです。

気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、西日本を中心に29の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

東京の小笠原諸島と神奈川県、山形県、愛知県、三重県、岐阜県、近畿地方と中国地方と四国、九州の全域、それに沖縄県の沖縄本島と大東島地方では特に警戒が必要です。

外出や運動を控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど引き続き熱中症への対策を徹底してください。

お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

東北から西日本 土砂災害などに警戒

一方、東北から西日本にかけて大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に雨雲が発生しています。

7日朝までの24時間に降る雨の量は多いところで関東甲信で100ミリ、東北地方で80ミリと予想されています。

気象庁は低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めてください。

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