「南海トラフ地震防災対策推進地域」に8つの市町村が指定されている茨城県内のホームセンターでは、災害に備えて飲料水などを買い求める人が訪れています。
このうち防災対策推進地域の水戸市にほど近い笠間市のホームセンターでは8日夜から飲料水を買い求める人が増え始めたということです。
この店では倉庫で保管していたペットボトル入りの飲料水50ケースを店頭に並べたほか、追加で70ケースを発注したということです。
「ホームセンター山新友部店」の白土宗典副店長は「地震のニュースのあと、昨夜から水を買い求める客が多くなっていていつもの10倍ほど売れそうです。ほかの防災用品も含めて今後、売り場を広げるかなど対応を検討したい」と話していました。
買い占め控えて 冷静な対応呼びかけも
南海トラフ地震臨時情報が発表された愛媛県などの自治体では
▼避難経路や家族との連絡手段の確認、
▼家具の固定など地震への備えを改めて徹底するよう呼びかけています。
一方で食料品などの買い占めは控え、根拠のない情報のSNSでの拡散などは
混乱を招くとして冷静な行動を呼びかけています。
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