台風5号は日本の東を1時間におよそ20キロの速さで北北東へ進んでいます。9日になって予想進路は西寄りに変わり、12日から14日にかけて東北付近を通過する可能性が高くなっています。お盆後半の来週半ばころからは、新たな熱帯擾乱が日本の南で発生し、北上してくる可能性もあります。

台風5号は9日午後3時には日本の東にあって1時間におよそ30キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の東側460キロ以内と西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

次に各予報円ごとの予測を見ていきます。
・台風の中心は9日午後9時には日本の東の半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルが予想されます。予報円の中心から半径120キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

・10日午前9時には日本の東の半径95キロの円内に達し、強い台風になる見込みです。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。予報円の中心から半径165キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

・11日午前9時には石巻市の東南東約280キロの半径185キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルが予想されます。予報円の中心から半径260キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

・12日午前9時には日本の東の半径300キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。予報円の中心から半径350キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。なお台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

雨と雲の動きを1時間ごとのシミュレーションで見ていきます。

雨と風のシミュレーション 9日(金)
午後3時~

雨と雲のシミュレーション 10日(土)

雨と雲のシミュレーション 11日(日)

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