台風5号は、日本の東を北上し、12日ごろにかけて東北地方に接近する見込みです。台風の進路や発達の程度によっては、東北太平洋側で警報級の大雨となる可能性があります。

気象庁によりますと、台風5号は9日午前9時には日本の東の北緯30度50分、東経146度00分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北北東へ進んでいます。
中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

また、中心の東側460キロ以内と西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

11日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  東北太平洋側 海上 18メートル (30メートル)
  東北太平洋側 陸上 15メートル (30メートル)
その後も、12日ごろにかけて、非常に強い風が吹く見込みです。

11日に予想される波の高さは
  東北太平洋側 5メートル うねりを伴う
その後も、12日ごろにかけて、大しけとなる見込みです。

10日正午から11日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北太平洋側 150ミリ
その後も12日ごろにかけて、総雨量が多くなる見込みです。

東北太平洋側の海上では、台風5号の影響により11日から12日ごろにかけて暴風や高波に警戒してください。
また東北太平洋側では、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

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