気象庁によりますと、11日も広い範囲で高気圧に覆われて気温が上がり、日中の最高気温は、さいたま市と埼玉県熊谷市、甲府市、前橋市で39度、名古屋市や佐賀市、熊本市で38度などと関東甲信や東海、九州では危険な暑さが予想されています。

また、東京の都心や岐阜市、高松市、山口市、宮崎県都城市で37度、千葉市、和歌山市、広島市、鹿児島市で36度、静岡市や大阪市、福岡市で35度などと東日本と西日本の広い範囲で猛烈な暑さとなる見込みです。

気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信越、東海、近畿、中国地方、四国、それに九州・沖縄の28の都と県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

また連休を利用して屋外でのレジャーを予定している場合には氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を携帯するなど警戒を続けてください。

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