きょうも東日本と北日本は大気の状態が不安定のため、急な雨や雷雨に注意、警戒してください。また、東日本と西日本は猛烈な暑さが続くので、引き続き、熱中症対策を万全にしましょう。

一方、南の海上の台風7号は、平年より暖かい海から水蒸気の補給を受けて発達を続けています。きょう夕方から夜にかけて暴風域を伴って小笠原諸島に接近する見込みです。

その後、更に発達し、あすは伊豆諸島、あさってには強いで勢力で、関東に最も接近するでしょう。伊豆諸島や関東の沿岸部では一部の家屋が倒壊するほどの猛烈な風が吹き、大雨になりそうです。

■予想最大瞬間風速
(あす)
小笠原諸島:30メートル
伊豆諸島:60メートル

(あさって)
伊豆諸島:60メートル
関東:60メートル
東北:35メートル
東海:35メートル

■予想雨量(あす朝からあさって朝)
関東甲信:200ミリ
東海:150ミリ

また、海上は大しけとなり、関東の海上はあさって、11メートルの波の高さになりそうです。

台風による雨と風のピークは、小笠原諸島はきょう夕方から夜、伊豆諸島はあす夕方からあさって午後、関東はあさって昼から夜、東北は17日午前中となっています。お盆のUターンラッシュと重なるため、交通機関への影響も大きくなりそうです。

台風接近前に風に飛ばされやすいものは片付け、停電などへの備えもしておくと良いでしょう。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。