【台風情報】台風第7号の影響により17日は海上で風が強く吹きしける見込み　北よりの強い風や高波に注意・警戒を

強い台風7号は15日9時には父島の北北西約300キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

気象庁によりますと台風７号は暴風域を伴って小笠原近海を発達しながら北上し、16日夜から17日にかけて、強い勢力で東北地方に接近するおそれがあります。
このため岩手県の海上では、北よりの強い風が吹きしけるでしょう。また、沿岸北部と沿岸南部では大雨となる見込みです。台風の進路や発達の程度によっては、警報級の北よりの風や高波、大雨となる可能性があります。

17日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　沿岸北部　海上　18メートル　（30メートル）
　　沿岸南部　海上　18メートル　（30メートル）
　　沿岸北部　陸上　12メートル　（25メートル）
　　沿岸南部　陸上　12メートル　（25メートル）

［波の予想］
16日に予想される波の高さ
　　沿岸北部　4メートル　うねりを伴う
　　沿岸南部　4メートル　うねりを伴う
17日に予想される波の高さ
　　沿岸北部　5メートル　うねりを伴う
　　沿岸南部　5メートル　うねりを伴う

16日に予想される1時間降水量は多い所で、
　　内陸　　　20ミリ
　　沿岸北部　20ミリ
　　沿岸南部　20ミリ
16日12時から17日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
　　内陸　　　　60ミリ
　　沿岸北部　100ミリ
　　沿岸南部　100ミリ

岩手県では、台風7号の影響により17日は、北よりの強い風やうねりを伴った高波に注意・警戒してください。また沿岸北部と沿岸南部では、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。